22日、京都競馬場で行われた菊花賞(3歳牡牝、GI・芝3000m)は、後方からレースを進めた武幸四郎騎手騎乗の8番人気ソングオブウインド(牡3、栗東・浅見秀一厩舎)が直線外から伸び、馬場の中央から伸びた2番人気ドリームパスポートと叩き合いの末、クビ差制し優勝した。さらに1.3/4馬身差の3着に、ハイペースの大逃げで見せ場を作った3番人気アドマイヤメインが入った。勝ちタイムは3分02秒7(良)のレコード。3冠がかかったメイショウサムソンは4番手からレースを進めたが、直線伸びを欠き3着から2.1/2馬身差の4着に敗れた。1/2馬身差の5着に10番人気アクシオン。 勝ったソングオブウインドは、父エルコンドルパサー、母メモリアルサマー(その父サンデーサイレンス)という血統。牝系は8月に急死したラインクラフト(05年桜花賞-GI、05年NHKマイルC-GI)、アドマイヤマックス(05年高松宮記念-G