マイナー(短調)のスリーコード 結論からいいますと、短調のスリーコードはIm、IVm、V7となります。 要するにIとIVがマイナーコードになるだけです。 マイナーキーのスケールコード では、マイナースケールにコードを積んでみましょう。 図8-1はAナチュラルマイナースケール(自然短音階)です。 始まる音が違うだけでCメイジャースケールのコードと同じですね。 あれっ、でもおかしいですね!? V7が出てきません。これではマイナーキーかどうか特定出来ません。 そうです。トニックを導く「リーディングノート(導音)」が無いのです。 そこで、講座その2に出てきたハーモニックマイナースケール(和声短音階)の登場となるわけです! ハーモニックマイナースケールでは第7音を半音上げることでリーディングノートを作り調性を「はっきり」させるのです。(図8-2) *メロディックマイナースケール(旋律的短音階:上昇)