メロディーに対してどのようなコードが使えるかを考える場合、基本になるのがダイアトニックコードです。いわゆるスリーコードも実はダイアトニックコードの一部なのです。 ダイアトニック・スケール メジャー・スケールと同じ間隔で並んだスケールのことを「ダイアトニック・スケール」といいます。 回りくどい言い方になりましたが、要するに「ダイアトニック・スケール=メジャー・スケール」と考えて差し支えありません。 ダイアトニック・スケール上にある音を「ダイアトニック・ノート」スケール上にない音(例えばキーCの場合B♭など)を「ノンダイアトニック・ノート」といいます。(図7-1) 黒音符はダイアトニック・ノート、赤音符はノンダイアトニック・ノート 重要な音 スケール内において特に重要な音は以下の通りです。 I トニック・ノート(主音:スケールの起点となる) IV サブドミナント・ノート(下属音:トニックから完