“[試して理解]Linuxのしくみ ~実験と図解で学ぶOSとハードウェアの基礎知識” という本を読んだのでメモ。 感想 本書は以下のような構成になっていて、概要の話からプロセス→メモリ→キャッシュ→ファイルシステム→ストレージとどんどん下の階層?に降りていくような進め方になっている。 コンピュータシステムの概要 ユーザモードで実現する機能 プロセス管理 プロセススケジューラ メモリ管理 記憶階 ... 続きを読む
私が初めてドラゴン曲線を見たのは、マイケル・クライトンの■ジュラシック・パークだった。 マイクル・クライトン著、「ジュラシック・パーク(上)」、早川文庫より引用 一見したところカクカクした線の集合に過ぎず、何が特別なのかよく分からないだろう。イアン・マルカム(小説の登場人物の一人で数学者)の言うように、「そこに秘められた数学構造への手がかりはほとんど現われて」いないからだ。引用したのは「第一反復」であるが、章が進むにつれ、「分岐線が派生し」「細部がより鮮明に」なっていく。最終的にはこんな感じになる。上のとだいぶ違うように見えるかもしれないが、細部に注目。 ドラゴン曲線の一例 細部をみると全体の形と似ており、要するにフラクタル図形の一種である。一連のドラゴン曲線を比べてみると、比較的簡単なルールで細部が複雑になっていくのがわかった。私のような素人プログラマでも、ドラゴン曲線を描くプログラムを
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