この番組は、全国の通信制高校生の自宅学習に役立つことを目的に、1953年4月にラジオ、1959年1月にはテレビで放送が始まった。そのため当初の題名は「通信高校講座」であり、夜間の放送だった。 1982年度に全日制向け「高等学校の時間」の放送枠が縮小されると「通信高校講座」が「高等学校講座」に改題したうえで昼間の放送を開始。その後、全日制と通信制向けの番組統廃合が進み、2003年度から高等学校向け学校放送枠が「NHK高校講座」に統一された。後述のとおり、2000年からは特に定時制・通信制の生徒が秋季から入学・新学年に入る生徒のいることに配慮して、10月を1年の基点とした「高校講座ライブラリー」が放送されている。 通信制高校生以外の高校生の学習にも役立つよう工夫されており、1年間の視聴を通して高校教育課程の基礎を学ぶことができる。 授業放送であるため、高等学校学習指導要領(視覚障害者・聴覚障害