キャンパス内で使用しているPCをゼロクライアント端末に置き換え、保守の簡略化とログインの高速化を実現した。 東洋大学がキャンパス内のPC教室と図書館で使用しているPCをゼロクライアント端末に置き換え、820台の仮想デスクトップ環境を導入した。これを手掛けた伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が9月25日に発表した。 東洋大学のPC教室は、授業ごとに学生が一斉にログインとログオフを行うことから、実際に利用できるまで最大15分程度を要していたという。PC教室の利用率は高く、端末に障害が発生した場合に、保守対応の時間が取りにくいこと、台数が多く、パッチ適用やアプリケーション更新などの管理者負担も大きな課題だった。そこで、CTCが提案していたという仮想デスクトップ方式によるゼロクライアント端末を採用した。 東洋大学の仮想デスクトップ環境には、シスコシステムズ、ヴイエムウェア、EMCジャパン各社の