神社は、主祭神または主神と呼ばれる主となる神様をお祀りしております。この主祭神は、神社に一柱(神様を数えるときに用いられる単位)だけでなく複数の神様を主としてお祀りしているところが多いです。 そして神社の建築様式は、主祭神の性別に合わせて造られており、本殿の屋根部分にある千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)により、見分けることができると言われております。 千木とは、屋根のむねの両側に交差させた長い木材のことです。 鰹木とは、棟木(むなぎ)と直角の方向に横たえ並べた丸太のことです。 ※ 棟木…屋根の面と面とが交わる場所に使われる木材