パブリック・クラウドのうちIaaS[注1]型サービスを利用する場合,プライベート・クラウドとのシステム連携に特別な仕組みは必要ない。IaaS型では原則として,クラウド上で好みのミドルウエアを動作させられる。既存のEAI(企業アプリケーション統合)ソフトやRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)の同期機能をそのまま使って,システム間の連携を実現できる。 PaaS型のパフォーマンス向上などの目的で利用 一方のPaaS[注2]型の場合,クラウド上で事業者独自のミドルウエアが動作する。このため,パブリック・クラウドとプライベート・クラウド間で密な連携をするには,専用のシステム連携サービスが必要になる場合がある。
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