EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
日本ヒューレット・パッカード 實田 健 1台の物理的なハードウエアに複数のサーバーを集約する場合を考えてみよう。負荷のかかるサーバーには多くリソースを割り当て,負荷の低いサーバーに割り当てるリソースは少なくしたい。 そこでここでは,Xen3.0.2-2を使用し,Xenのドメインに対するCPUとメモリー・リソースの割り当て方法と,あるハードウエアで動作している仮想マシンを,稼働させたままほかのハードウエアに移動させる「ライブ・マイグレーション」機能を紹介する。 複数のCPUを割り当てられる Xenは,バージョン3.0からSMP(対称型マルチプロセッシング)に対応し,各ドメインに複数のCPUを割り当てられるようになった。従って,高いパフォーマンスが必要なドメインには多くのCPUリソースを割り当て,パフォーマンスをそれほど必要としないドメインには少なく割り当てることが可能である。 Xenは,ドメ
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