例えば、ダウンジャケット。 これを買い求める人は、実はダウンジャケットが欲しくて ダウンジャケットを買うのではないのです。 本当は、「暖かさ」が欲しくて買うのです。 例えば、風邪薬。 これを買い求める人は、実は風邪薬が欲しくて 風邪薬を買うのではないのです。 本当は、「風邪を引く前の身体(健康)」が欲しくて買うのです。 その商品・サービスが欲しいのではなく、 その商品を使った自分、そのサービスを受けたあとの自分。 購入の目的は、その商品・サービスが加わったあとの自分なのです。 家族や友人のための買い物でも、それを手にした家族や友人であるのはもちろん、 その姿見て、幸せな気持ちになりたいという願望。 だから、商品・サービスは、作る人も売る人(提供す人)も、 その本当の目的から目を離しては、本来の目的からずれていってしまいます。 ずれた結果が、「独りよがり」とか「自分勝手」となってしまいます。