講談社が、森博嗣氏のデビュー作を含む人気シリーズ「S&Mシリーズ」全10作品をApp Storeで提供開始した。価格は1冊600円~800円だ。 アプリ内課金を採用 今回講談社から発売された「森博嗣 S&M series」は、森博嗣氏のデビュー作「すべてがFになる」から「有限と微小のパン」までのシリーズ全10作品をアプリ内で購入(トップアドオン)できる無料アプリだ。iPadおよびiPhone/iPod touch対応のユニバーサルアプリで、1作品あたり600円~800円で提供される。 S&Mシリーズは、主人公の犀川創平(さいかわそうへい)と西之園萌絵(にしのそのもえ)のイニシャル(名前)に由来するミステリー作品。第1回メフィスト賞を受賞した「すべてがFになる」を手始めに全10作品(短編集を除く)で完結するが、その他の森氏のシリーズ(四季シリーズやVシリーズ、Gシリーズなど)にも影響を与えて