シャープは、小型・低消費電力を実現したモバイル機器向けの無線LANモジュールを開発し、3月初旬よりサンプル出荷を開始すると発表した。 今回開発された「DC2J1DZ115」は、IEEE802.11b/gに対応し、携帯電話やPDAなどモバイル機器に向けた小型・低消費電力の無線LANモジュール。米コネクサントシステムズとの共同開発によるもので、デジタル信号処理部を1つに集積化し1cm角、厚さ1.6mmの小型パッケージとしており、待機時の消費電力は0.9mAを実現している。また3.0V~4.7Vの範囲の電源電圧で動作することができる。 サンプル価格は20,000円で、月産台数は10万台。 ■ URL ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/060309-b.html (太田 亮三) 2006/03/09 17:44