2010年9月10日、SNS大手のミクシィは新プラットフォームに関する大規模な発表を行った(関連記事)。これは今までのSNSの事業領域を大きく広げる野心的な施策だが、同時に海外から本格上陸する世界最大のSNS「Facebook」との本格的な争いの幕開けも意味する。 今回は日頃からソーシャルメディア全般をウォッチし続け、人気ブログ「In the looop」で深く考察しているループス・コミュニケーションズの斉藤 徹氏に、ミクシィの戦略などから透けて見えるネット業界の構造変化について聞いた。 (さいとう・とおる) ループス・コミュニケーションズ代表取締役 1985年、慶応義塾大学理工学部卒、日本IBM入社。ソフト技術者およびSEとして汎用機からオフコン、PCまで広く開発に従事。1991年にフレックスファーム創業。携帯コンテンツ変換ソフト「x-Servlet」で日経新聞優秀製品賞・広告賞を受賞。
この1カ月の間、米国内の出張や夫のFamily Reunion(家族懇親会)、義理の息子のMBA卒業式など、リアルライフで様々な人たちと話すチャンスが多い日々となりました。そうした生活の中で実感したのが、ソーシャルメディアがいかにユーティリティとして大きな役割を占めているかという点です。 ユーティリティとなったソーシャルメディアは世代を超えて一般へ浸透 年に1度、4世代が集まる夫のFamily Reunionでは、70代半ばの祖母が20代半ばの孫(2児の母親でもある)に対して、「我が家にはファミリーブログがあるけど、それ以外にSNS『Facebook』もみんな使っている。ブログとFacebookの違いは? Facebookのプライバシー設定は、どうやったら簡単にできるの?」といった質問をするなどソーシャルメディアについての話題を、普通のこととして話していました。 また、娘の夫と80代の義理
Royal Pingdomというサイトに、米国でよく使用されているFacebook、LinkedIn、MySpace、Twitterなどの19のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)について、その利用者の年齢層を調べた記事が掲載されています。各SNSごとの年齢構成や平均年齢がグラフで示されており、以下のような数字も掲載されています。 ・利用者全体の平均年齢は37歳 ・17歳以下の占める比率が高いSNSは、Bebo(44%)とMySpace(33%) ・65歳以上の占める比率が最もSNSはClassmates.com(8%) ・Twitter利用者の64%、Facebook利用者の61%は35歳以上 ・個別のSNSの利用者平均年齢は、LinkedInが44歳、Twitterが39歳、Facebookが38歳、MySpaceが31歳、Beboが28歳 Study: Ages of soc
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