探したらあった 私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、 母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えないほど質素で見映えの悪い物ばかりだった。 友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。 ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。 私は生返事でそのまま学校へ行き、こっそり中身を確認した。 すると確かに海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし、彩りも悪いし、 とても食べられなかった。 家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。 私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので 「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!もう作らなくていいから」とついきつく言ってしまった。 母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」と言いそれから弁当を作らなくなった
「ママ、パパ、ありがとう」6歳で亡くなった女の子の、家中から出てきた家族への愛の手紙 子供を先に亡くしてしまう親の心情は察するに余るものがあり、特にそれが小さな子供だと、他人でも涙を誘います。 エレナ・デッセリッチちゃんは5歳のときにガンの宣告を受け、6歳でその短い生涯を終えました。 しかし彼女が亡くなったあとで、家族は彼女が残した小さな手紙を見つけました。 それは家族に向けて、エレナちゃんが愛情を込めて書いたメモだったのです。 それは1通だけではなく、あとからあとから何百通も、そして2年経った今も、家中から出てくるそうです。 エレナちゃんはたった5歳のときに脳ガンと診断されました。医者には余命135日と宣告され、そこから激しい病気との闘いが始まります。 心を痛めた両親は残された毎日が彼女にとって特別になるように、彼女とその妹のグレイシーちゃん4歳のために出来るだけのことをすることにしまし
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