マモルに関するfuck-yamaのブックマーク (1)

  • spangled blengin : マモルくん

    m a r u u の イラスト、写真、物語、日記。私に表現というものを教えてくれた人のことを書こうと思う。 彼の名は、マモルくんという。 マモルくんは、友達がひとりもいなかった。 理由は簡単だった。 それは彼がバカでのろまですぐ泣くうえに 何か負のオーラとでもいうべきものが 全身から出ていた子どもだったからだ。 子どもは敏感なうえに正直者の獣だから そういう子どもにはまず近づかない。 唯一の大人だった先生は、 大人なので、上面では彼を気にかけてやっていたが 実情はほとんど彼を無視していたし、嫌っていた。 しょせん人に対する好き嫌いなんて、子どもも大人も大差はない。 隠すか隠さないかの違いだけだ。 私の席はマモルくんの隣だった。 マモルくんは律儀に毎日教科書を忘れてくるので、 私は彼の机と私のをくっつけて まんなかに教科書をおいて日々見せてやっていた。 だけどマモルくんは基的に教科書に書

  • 1