25日午後2時15分ごろ、京都市西京区の嵯峨野観光線・清滝トンネル内で、トロッコ亀岡駅行きのディーゼル機関車に非常ブレーキが掛かり、緊急停止した。乗客約300人が車内に約1時間閉じ込められ、近くの駅まで歩いた。 嵯峨野観光鉄道によると、乗客は停車した地点からトンネル内約400メートルを含む道のりを徒歩でトロッコ保津峡駅(西京区)まで移動。その後、JR保津峡駅(同)まで歩いた。幼児を含む男女3人が体調不良を訴えたが、救急搬送はされなかった。 同線は上下線で終日運転を見合わせた。機関車の空気弁の故障と見られ、26日は朝から運転を再開する。 【 2018年05月25日 23時02分 】