これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 福島第1原発の事故は、まだ収まる気配を見せていません。最終的な沈静化には、この先、何カ月もかかるようです。 このような中で、ウェッブやマスコミの一部で注目されている事実があります。今回のような事故を予言するような国会質問があったからです。 この質問を行ったのは、共産党の吉井英勝衆院議員でした。吉井さんは京大工学部原子核工学科出身の専門家で、地震に対して福島第1原発や第2原発は大丈夫かという質問を、2005年から07年にかけて繰り返し行っていました。 しかし、この質問はほとんどまともに対応されませんでした。マスコミによっても黙殺され、無視されたといって良いでしょう。 もし、この時、吉井さんの指摘や警告に対応し、震災や津波への対策をきちんと行っていれば、今回のような事故は防げたか