ユドヨノ大統領は二十八日、「神の許しがあれば、私は二〇〇九年の大統領選挙に立候補することを考えている」と語り、来年の大統領選挙へ立候補する意志を表明した。大統領は以前から、立候補について「適当な時に明らかにする」と語るのみで沈黙を守り続けてきたが、来年四月の国会議員選挙まで半年のこの日、事実上の立候補宣言を行った。世論調査ではユドヨノ大統領は依然として高い支持率を維持しており、「本命」とされるユドヨノ大統領の参戦で、選挙でペアを組む、自薦他薦の副大統領候補や政党内の合従連衡の動きが活発化しそうだ。 ユドヨノ大統領は「国会議員選挙も近くなり、大統領選に立候補することを考えている。現在行っている政治改革を最後までやり遂げたい」と語ったが、正式な表明は国会議員選挙後まで控えるとの意向も示した。 ペアを組む副大統領候補については「ユスフ・カラ副大統領(ゴルカル党党首)と再び組む可能性は高い。し