投資家が世界的にリスク回避の姿勢を強めている。24日の欧米市場では株安が加速し、米ダウ工業株30種平均の下げ幅は653ドルに達した。この流れを受けて始まった25日の東京市場では日経平均株価が続落。…続き[NEW] 株2万円割れ トランプ不況警戒 [NEW][有料会員限定] 円、4カ月ぶり高値 一時110円25銭近辺 株大幅安で [有料会員限定]
「昨年までは(収益を上げる)良い子だったが…」 小型ディスプレー事業の不振で、2007年3月期は2期連続の最終赤字に転落するセイコーエプソン。3月14日、記者会見に臨んだ社長の花岡清二は無念さをにじませた。 エプソンはプリンターメーカーのイメージが強いが、携帯電話用など10インチ以下の小型液晶は世界シェアでトップ3に入る。携帯ブームに沸いた2000~01年頃には60%という圧倒的なシェアを誇ったこともある。 今期は406億円の特別損失を計上し、独自技術であるMD-TFD液晶(モバイル・デジタル薄膜ダイオード)から撤退。ディスプレー事業の解体とも言えるリストラを余儀なくされる。その理由については「年率3割という予想を超える価格下落の影響」を挙げるが、状況は他社も同じだ。 エプソンを独り負けに追い込んだ“時限爆弾”は、実は2001年頃に仕込まれていたとの見方が強い。それは花岡の前任者である草間
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く