USB メモリや SD カードといった「フラッシュメモリ」に ESXi や Hyper-V ハイパーバイザーをインストールできることはよく知られています。 「ゲストはストレージ側に入れるんだし、ブートのためだけに内蔵ディスクや RAID コントローラーを買うのはもったいない」というコスト由来のもので、仕組みも SAN ブートに似ています。ただ、個人的には SAN ブートにするのであれば USB ブートの方が圧倒的におススメです。 実際のところ、USB ブートを好む SIer と嫌う SIer が居るのですが、最近では VMware Virtual SAN や Windows Storage Spaces など、内蔵ディスクのスロットを少しでも無駄にしたくないという案件や、またハード側も SD カード 2 枚挿しで冗長構成をとれる機種も増えており、少しまた伸びてきている印象です。 vSphe