オープンソースでネットワーク機能の仮想化を促進する「OPNFV」が発足。AT&T、チャイナモバイル、NTTドコモなど主要キャリアとシスコ、ブロケード、HP、IBMなど主要ベンダーが団結 これまでファイアウォールやルーティングやロードバランサーといったネットワーク上のさまざまな機能は、それぞれ専用のハードウェアで提供されることが一般的でした。しかしネットワークの利用者が増え、同時にさまざまな機能が要求されるに従ってデータセンター内のハードウェアの種類がどんどん増えていくことになり、しかも顧客の要求に迅速に応えるためにはさまざまな種類のハードウェア在庫をあらかじめ持たなくてはなりませんでした。 これは管理や運営の複雑化を招き、トラブルやコストの上昇を招くことにつながります。 そこでいま、特にキャリアやサービスプロバイダ、データセンター事業者などが注目しているのがネットワーク機能の仮想化、NFV