2013年に経営陣が全株式を買い取るMBO(マネジメントバイアウト)を実行し非公開化を果たしたDell Technologies(以下デル)が、再上場することを正式に表明しました。 これは、ニューヨーク証券取引所で公開されているVMwareの業績に連動する株式である「Class Vトラッキングストック」(シンボル:DVMT)とデルの一般株式との交換などを行うことで、結果的にデルが上場することになる、という仕組みを利用した再上場です。 トラッキングストックはあくまで業績に連動する株式であり、企業の所有権を備えた一般株式とは異なるため、VMwareの独立性はこれまでと変わるところはありません。今回のデルの発表でもVMwareの独立性は維持されるとあらためて表明されています。 交換後の株式は、デルの業績に連動するものとなります。 トラッキングストックを選んだのは、再上場を急いでいたため デルは再