広島は1日、緒方孝市外野手兼コーチ(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。同選手から申し入れがあり、球団が受け入れた。今季最終戦となる10日のマツダスタジアムでの巨人戦終了後に引退セレモニーを行う。 緒方は1987年に佐賀・鳥栖高からドラフト3位で広島に入団。走攻守の三拍子そろった外野手として活躍した。度重なる両ひざの故障などに悩まされたが、卓越した走塁技術を武器に、95年から3年連続で盗塁王を獲得した。 昨季からはコーチ兼任となっており、今季は腰痛にも悩まされて主に代打で52試合に出場し、48打数8安打で打率1割6分7厘だった。通算成績は1807試合で1505安打、241本塁打、725打点、268盗塁で打率2割8分2厘。 [2009年10月1日17時33分]ソーシャルブックマーク