ローリングストーン誌による「歴代最高のアルバム500選 | 2020年改訂版」の関連企画として、重要作の制作過程に焦点を当てた記事を公開する。今回は39位のトーキング・ヘッズ『リメイン・イン・ライト』(1980年発表)について。さる10月8日に発表40周年を迎えた最高傑作で、バンドは大胆なスタイルの融合を成し遂げた。「僕らはしっかりと理解していたわけじゃなかった」とデヴィッド・バーンは振り返る。 ●【画像を見る】「史上最高のベーシスト50選」にも選ばれたティナ・ウェイマス 1980年の夏、トーキング・ヘッズがナッソーのコンパス・ポイント・スタジオへ『Remain in Light』制作のため訪れたとき、彼らはほとんど会話を交わすこともなければ、録音できるかたちになっていた曲はただひとつ、「I Zimbra」だけだった。バンド内の口論が長く続いたため、フロントマンのデヴィッド・バーンはベーシ
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