連載目次 これまでの連載では、組織内のユーザーが社内のアイデンティティ管理基盤を利用してクラウド・サービスを利用するためのアイデンティティ連携の基礎と実践を解説してきた。最終回となる今回は、まったく別の視点から社外の利用者(顧客)のアイデンティティ連携について解説する。具体的にはWindows Azure Active Directoryアクセス制御サービスを利用して、FacebookやGoogleなどのソーシャルIDを使ったECサイトへのログイン(ソーシャル・ログイン)を行うための方法について解説する。 なぜソーシャルIDで社外向けサイトへログインさせるのか? 今回解説するアイデンティティはこれまで解説した企業内とは違った位置付けなので、まず背景となっている社外向けサイト(特にECサイト)におけるアイデンティティに関する課題について紹介する。 ソーシャル・アイデンティティ連携サービスを展
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