スウェーデン国内で子どもへの体罰を禁止した1979年の親子法改正に大きく貢献した数多くの著名人の一人が、有名な児童文学作家、アストリッド・リンドグレーンさんです。代表作『長くつ下のピッピ』は今年11月で70周年を迎えます。現在、NHKでアニメが放送されている『山賊の娘ローニャ』の原作者でもあり、「ネバー・バイオレンス」(決して暴力は振るわない)という題名のスピーチも有名なリンドグレーンさんが、家庭ではどのような母親であり、おばあちゃんだったのか。実の孫で、現在、リンドグレーンさんの著作権を管理する会社の社長を務めるウッレ・ニーマンさんに聞きました。 子どもの心を持ち、子どもと同じように考えることができた アストリッド・リンドグレーンさんの実の孫、ウッレ・ニーマンさん 日経DUAL編集部 ニーマンさんはアストリッド・リンドグレーンさんのお孫さんなんですね。 ニーマンさん(以下、敬称略) アス