妊活という言葉がかなり多くの場面で利用されるようになりました。 国立社会保障・人口問題研究所による調査では不妊治療や検査を経験した夫婦は6組に1組。さらに日本産科婦人科学会によると体外受精で産まれた子どもは、10年前の75人に一人から27人に1人へと大きく拡大しています。 「第1子出産時の平均年齢は30.3歳と上昇傾向が続く」でもあげられている通り、家庭環境や経済環境の変化によって晩婚化、晩産化が進んだことが大きな要因でしょう。 女性は年齢を重ねるごとに妊娠しにくくなり、35歳をすぎると確率は下がってきます。 社会構造の変化によって晩婚化が進んだことで結果として妊娠しずらくなってしまうという悪い流れになっています。その一方でその状況を一方的に改善できる状況があるわけではありません。 共働き世帯は昭和と比べて驚くほど増加しており、1980年の倍となっています。一方の長引く不況によって共働きが