静岡市に本社がある食品加工大手「はごろもフーズ」は、主力商品のカツオの缶詰から、国際的な基準値を上回る量の化学物質が検出され、アレルギーのような症状を引き起こす可能性があるとして、672万缶余りを自主回収すると発表しました。 自主回収するのは、静岡市清水区の「はごろもフーズ」が販売した『シーチキンマイルド』『素材そのままシーチキンマイルド』『シーチキンマイルドキャノーラ』の3つの缶詰のうち、缶の裏にある賞味期限が、2016年7月7日から2016年8月27日の期間で、さらに、製造工場を示す「SO28」という表示がある、合わせて672万3000缶です。 はごろもフーズによりますと、先月26日から10日にかけて、食べた人から「舌がぴりぴりする」とか、「食道にむかつきを感じる」といった電話が全国から6件寄せられ、調べたところ、じんましんなどアレルギーのような症状を引き起こす可能性がある化学物質の「