26日午前、北海道留萌市で沖にある灯台が倒壊しているのが見つかり、海上保安部は、高波で壊れた可能性もあると見て調べています。 留萌市は当時、強い冬型の気圧配置の影響で風と雪が強まっていました。 海上保安部が調べたところ、留萌港の沖合およそ1.5キロにある、高さ16メートルの灯台が倒壊していて、根元からおよそ3メートルの部分を残して、上の部分が無くなっていたということです。 灯台は鉄筋コンクリート製で、昭和50年に建てられたものだということで、年に1度の定期点検では異常は見つかっていなかったということです。 現場付近では当時、強い冬型の気圧配置の影響で風と雪が強まり、暴風雪と波浪警報が出されていたということで、海上保安部は高波で壊れた可能性もあると見て調べています。