米司法省は米国時間7月2日、特定書籍のデジタル出版権に関してGoogleと出版社団体の間で合意した和解について、独占禁止法違反関連で正式な調査を始めたことを明らかにした。 同省が調査に乗り出すことは既報の通りで、Googleは当局から情報提供を求められていることを明らかにしていた。2008年10月に和解で合意するまでこの案件を担当していたDenny Chin裁判官は、司法省から正式な調査の通知を2日に受け取り、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所での訴訟記録の一部として通知書を公開した。 「独占禁止法規制当局は、デジタル書籍の知的財産権と流通に関して非競争的な手段が用いられた可能性を調査している」と、司法省で広報を担当するGina Talamona氏は述べた。同氏は、この声明およびChin裁判官に2日送付された通知書に記された以上の詳細は語らなかった。 Googleは次のような声明を明らか
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