学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、安倍晋三首相は25日午前、参院予算委員会の閉会中審査で、1月20日の国家戦略特区認定まで同学園の計画は知らなかったとの認識を繰り返す一方で、「申請段階で承知をした」とした過去の答弁について「混同があった」と修正し陳謝した。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題については、首相は第三者による調査を否定した。 首相が加計学園の獣医学部新設計画の申請を認識した時期は、首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議で獣医学部新設の議論が進んだ昨年後半に、首相と学園の加計孝太郎理事長が会食やゴルフを重ねていたことから焦点になっている。 首相は24日の衆院予算委で「今年1月20日」と初めて明言。民進党の蓮舫氏は25日の参院予算委で「構造改革特区で申請されたことについては私は承知していた」(6月16日参院予算委)とする過去の首相答弁との矛盾を突い
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