今年4月に開かれた首相主催の「桜を見る会」を巡り、内閣府幹部が今年5月21日の衆院財務金融委員会で招待者名簿などを「既に破棄した」と答弁した際、名簿のバックアップデータは外部媒体に残っていた。バックアップデータは6月下旬まで残っていたとみられるが、内閣府は野党議員の資料要求に対して資料の提供をしなかった。内閣府の担当者は「公文書とバックアップデータは別」との認識を示すが、野党側は「国会をだました」と批判している。
![「桜を見る会」名簿データ 「破棄」と答弁時はバックアップが残存 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eefbb1cfe1ab7a3f996e62a783878e8f27fa20c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2019%2F12%2F02%2F20191202k0000m010177000p%2F0c8.jpg%3F1)
「桜を見る会」とその前夜祭が問われている。問題だらけだ。なのに、安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは、ごまかして逃げようとしている。ごまかしを許さないために野党が物証をつかもうとすると、「いつまでも、くだらないことを」と外野から非難の声が上がる。 しかし、ことは公職選挙法と政治資金規正法の違反に首相が問われているという問題だ。さらに、要人や功績・功労のあった人々を招待する「桜を見る会」に、反社会的勢力の関係者が参加していた疑いも出ているが、それも名簿がないからと検証できていない。 「いつまでも、くだらないことを」と言う人は、非難の矛先を野党に向けようと躍起になっている。だが、さっさと問題を収束させたいのであれば、ホテルに明細書を出させろ、首相は招待者名簿や受付票を探すよう指示しろ、野党の質疑にきちんと答えよ、と言うべきだ。そう言わずにあえて問題の焦点をぼかそうとする人の意見に、惑わされるべきで
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