日本テレビの小杉善信社長は29日の定例記者会見で、所属芸人の反社会的勢力との交流問題や退社騒動に揺れる吉本興業に対し、事実関係の確認などを求める申し入れ書を、26日付で送付したと明らかにした。 内容は「第三者委員会を設置しての早急な事実確認」「反社会的勢力との関係を遮断する具体的な施策の公表」「企業のガバナンスを徹底する方策の開示」の3点。 また同社の番組「世界の果てまでイッテQ!」が放送倫理・番組向上機構(BPO)から、放送倫理違反を指摘されたのを受け、関係者を処分したと明らかにした。社内規定で、処分内容は公表しないという。