京都市長選に立候補している門川大作候補の選挙母体が26日付の京都新聞に出した選挙広告に、俳優の夏木マリさんが「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問」の肩書で推薦人となっていることについて、組織委は事前に把握していなかったことが分かった。 組織委によると、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」の文言は知的財産で、使用は東京大会のパートナー企業に厳密に限られている。選挙母体の広告に使用されたことについて「組織委が賛同しているように見えてしまう」と指摘している。 夏木さんの事務所は京都新聞社の取材に対し29日までに回答しなかった。