県職員撮影 HPで公開 「お好きな映像をどんどん使って下さい」。県は、県内各地の観光名所などで県職員が撮りためた約2000本の映像を、外部に二次利用してもらう取り組みを展開している。青森の魅力をPRする新たな形として、映像の利用を広めたい考えだ。 県には近年、県外で青森を紹介するイベントや、県産品を売り出す商談用などに民間会社や団体から「映像を使いたい」という申し出が相次いでいた。ところが、自前で所有する映像は著作権の所在が不明なものも多く、ニーズを満たせずにいた。地元テレビ局で放送する広報番組用の映像も、テレビ局側に著作権があって二次利用は難しかった。 そこで、提供可能な映像を増やそうと、県は「あおもり映像コンテンツ・プロモーション事業」を昨年度から始めた。専属の職員3人が各地に出向き、ハンディーカメラで名所や夏祭りなど約2000本の映像素材を撮影した。 いずれも1分程度に編集。映像には