■国立国語研究所編『日本言語地図』 国立国語研究所編『日本言語地図』(Linguistic Atlas of Japan, 略称 LAJ)は,全国各地の方言でどのような語形や発音がどこに現れるかを項目ごとに地図で表示したもので,日本全国の方言の地理的分布を一望できる基礎資料です。言語地図は方言地図とも呼ばれます。調査は,1957年〜1965年に行なわれました。調査地点数 2400,調査項目数 285からなり,すべて面接調査で実施しました。調査結果は『日本言語地図』全6巻(1966年〜1974年)として,刊行されました。 ○国立国語研究所では,『日本言語地図』全6巻の地図(『日本言語地図』地図画像)を公開しています。 ■『日本言語地図』データベース(LAJDB) (1)LAJDBとは: 『日本言語地図』の調査資料の整理,地図の編集は,コンピュータの利用が普及する以前に行われたもので,すべて手