まず、皆さまに報告です。タイトルどおり「電子書籍をEPUBで作る」ことが目的の本連載。早々に商業ベースの電子書籍を世に送り出そうと動いてきましたが……どうにか目処がつきました。タイトルなどは未定ですが、内容は電子書籍に関するものになることで確定しています。ご期待ください。 あまり知られていない韓国の電子書籍事情 ことデジタル分野の話になると、我々(というか私)は無意識に英語ベースの情報を探してしまいますが、よくよく考えてみれば電子書籍にこのルールを当てはめるべきではありませんよね。電子書籍といえど、i18n(国際化)対応が義務付けられていることはなく、流通する特定の国や地域、言語のみ考慮すればいいのですから。その普及や制度化に関する話題もまた然り。英語ベースの情報では、北米と英国での動向ばかり見ることになるでしょう。 冒頭に挙げた私の電子書籍本ですが、コンテンツの1つに「韓国の電子書籍事情