サッカーJ2の松本山雅(やまが)が1日、J1昇格を決めた。長野県松本市にあった喫茶店「山雅」の常連客が遊びでサッカーを始めてから半世紀。親会社のない市民クラブながら、J2屈指の人気チームに育った山雅は、サポーターの大声援を背にJ1の舞台に挑む。 この日、福岡での大一番に駆けつけたサポーターは約1200人。勝利で昇格が決まると、スタンドに大歓声がわき上がった。 サポーター団体「ウルトラスマツモト」の疋田幸也代表(38)もその輪の中にいた。「小さいクラブだったのに、日本のトップレベルのチームに挑戦する権利を得た。本当に感慨深い」 2003年の旗揚げ当初は北信越リーグ所属、サポーターが2人だけの試合もあった。ところが、人口24万人の松本市にあって今季のホームの観客数は平均1万2千人強。J2平均のほぼ2倍で、100万人都市の2位札幌の約1万500人を引き離す。10年にJFL、12年にJ2と順調に階
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