群馬県太田市長手町のぐんまこどもの国(県立金山総合公園)にある遊具「ふわふわドーム」で子供の骨折事故が短期間に相次いだとして、県は27日、第三者による検証委員会を設置して原因究明や再発防止策の策定に乗り出すと発表した。法律や工学の専門家ら5人程度で構成し、来年3月に報告書の公表を予定している。 県都市計画課によると、ふわふわドームは、空気を入れて山状に膨らませた二つのマットの上で子供が跳びはねる遊具。長さ約16メートル、幅約11メートル、高さ約1・5メートルで、1993年度に設置された。 しかし、今年8月16日に4歳の子供が、9月10日に7歳の子供がそれぞれこの遊具で遊んでいた際に左肘を骨折し、9月11日以降は利用停止となっている。2人とも跳びはねていた際にバランスを崩し、転んで肘を打ったとみられる。同課によると、これまでも子供が骨折や打撲などのけがを負ったとの報告が複数寄せられていたとい
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