文字や絵記号の代わりにQRコードを使った道路標識「QR標識」の試験運用が6日、北海道内の一部道路で始まった。外国人観光客の増加に伴い、標識を様々な言語に対応させる必要性が高まっていたことから、限られたスペースに多くの情報が詰め込めるQRコードを採用した。 日本の標識の多くは海外の標識と類似した表記を採用している。だが、中には「止まれ」「徐行」など日本語を含んだ標識もあり、外国人旅行客がレンタカーで国内を巡る際、標識が読めずに一時停止しないなど安全上の懸念が指摘されていた。 6日、道内88カ所に試験設置されたQR標識は「止まれ」「徐行」「脇見注意」など5種。ドライバーがスマートフォンのカメラをかざして読み取ることで注意内容が表示される仕組みだ。実際にQR標識にカメラを近づけたところ、画面には「止まれ」以外に「STOP」(米国など)、「停」(中国)など各国の標識画像が表示された。6月末まで運用
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