『負け犬の遠吠え』をはじめ、女性の心理を鋭く分析し、独特の語り口で世の中に提示するエッセイスト、酒井順子氏。近著のテーマは書名のとおり『下に見る人』です。見た目や自分だけの価値観で誰かと自分を比べて、「私はまだマシ」と判断し、優越感をもった経験が誰にもあるのではないでしょうか。 著者の体験をもとに、友達にひどいあだ名をつけた小学校時代、ファッションセンスでクラスメイトをランキングしていた高校時代、「金持ちか貧乏か」「美人かブスか」「若い女性かおばさんか」など、24のテーマが俎上に載せられています。 たとえば、「ブス」の項目では、辛口コメントが炸裂。首都圏連続不審死事件の犯人とされ1審で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告を例に、なぜ、これほどまで女性たちがブスを嫌うのかを分析しています。 「私を含め、中途半端な容姿の人がブスを嫌うのは、『自分とブスの間に、きっちりと一線を引いておきたい』と強く思っ
週刊アスキーの連載ページ『ネット早耳かわら版』に掲載している“ニコニコ動画 今昔物語”クロス連載。引き続き“ドワンゴ川上会長が見つめるニコニコ動画の未来”をテーマにして、第2回を掲載します。↑川上会長(写真右)と筆者(写真左)。ニコニコチャンネルの“週刊アスキーチャンネル”にてインタビュー風景を生放送しました。■12番目の“Q”にいたる、5年の長きに渡る道 ニコニコ動画の変なところは……と書き出そうとして思ったんですが、まぁ変なところだらけですね。最近はサービスの規模が大きくなったこともあって、ずいぶん普通の企画も増えてきましたが、よくよく考えると「やっぱりおかしいよね?」という部分も随所に残ってます。 それを端的に現しているのがバージョン名。2006年12月に始まった(仮)、その次にYouTubeのサーバーを間借りしていた時代の(β)というところまでは普通だったのに、そこから(γ)、(
オタクな男性がモテないという話はよく聞きますが、女性にも当然オタクはいるので、彼氏がオタクでも構わないという人はたくさんいるのではないでしょうか。オタク同士ならば価値観も合いやすいとも思われます。教えて!gooにはこんなQ&Aが投稿されていました。 「オタクの彼氏が欲しいです」 質問者は25歳の女性で、自分自身もかなりの漫画・アニメオタクなので「たいてい何のオタクであっても許容できると思う」そうです。ただし条件としては、「ちゃんと働いてる人で、かつパッと見てもオタクに見えない人がいい(アニメTシャツとかはアウトです…)」とのこと。しかし友人からは、「オタクな男の人ってニートな人が多そう。ちゃんと働いてるオタクなんて、出会うの難しいんじゃない?」と言われ、戸惑っているようです。これに対して寄せられた回答は… ■外見が普通のオタクは結構いる? 「友人(男)がオタクでしたね、昔から。アニメの主人
広島県の小6女児を連れ去った疑いで成城大学2年の小玉智裕容疑者(20)が逮捕された事件で、6日付の日刊スポーツが「小6女児監禁男はプリキュア好き」という見出しの記事を報じたことに、反発の声が高まっている。 同記事は同級生の証言として「居合同好会の幹事を務めていて、学校にはほとんど来ていなかった。プリキュアが大好きで、趣味は、秋葉原のメイド喫茶通いと聞いた」というコメントを掲載。だが、居合同好会の件は見出しには使われず、プリキュア好きが強調された。 女児向け人気アニメシリーズの通称である「プリキュア」は、変身能力を授かった女子中学生たちと闇の組織との闘いを描き、ターゲットである女児だけでなく“大きなお友達”にも人気がある。同記事は、少女を主人公にしたアニメが好きだったことと容疑者のロリコン癖に関連性があるかのような見出しに感じられる。 これに対し、ネット上では「アニメオタクが犯罪を起こしやす
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