ソニーは1月31日、MD対応の録音再生機の販売を終了すると発表した。MDを搭載したシステムステレオ「CMT-M35WM」の出荷を2013年3月を持って終了する。これにより、ソニーにおけるMD対応機の販売は完了となる。 MDは1992年に発売された光ディスクメディア。カセットテープからの買い替え機として人気を博した。その後、高密度記録技術により、従来のMD容量と比較して約2倍の大容量記録ができる「Hi-MD」フォーマットも登場した。同社では、2011年にポータブルタイプ「MDウォークマン」の出荷を完了している。 なお、MD録再機に対応したシステムステレオの修理については、ソニーの修理規定に従い受け付けるとのこと。また、記録ディスクMDの生産は当面継続する。