村上隆、奈良美智、会田誠、Chim↑Pom、名和晃平、草間彌生、横尾忠則、森村泰昌、荒木経惟、蜷川美花、束芋、山口晃、ヤノベケンジ……、アートに詳しくなくても、一度は耳にしたことのある著名アーティストが勢揃い。これら、日本の現代アーティストオールスターによる作品を、美味しいところだけ味わえるコンピレーションアルバムのようにまとめて観られるのが、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の『高橋コレクション展 ミラー・ニューロン』です。 「高橋コレクション」とは、精神科医である高橋龍太郎が、1990年代から本格的に集め出した、日本の現代アートコレクション。それは、質、量と共に、美術館に匹敵する陣容で、日本の現代アートを語る上で欠かせないコレクションとなっています。 内外の美術館からの作品貸し出し依頼や、展覧会オファーなど、いちコレクターによるプライベートコレクションがなぜここまで成長し、影響力