近年、日本の野球界で存在感を増してきているのがプロ野球独立リーグだ。日本のプロ野球(NPB)に選手を送り出す一方、NPBや米国メジャーリーグ・ベースボール(MLB)で活躍した選手も所属し、プレーするケースも増えてきた。一方で近畿地方の「ベースボール・ファースト・リーグ」(BFL)のように、選手が無給で「アルバイト地獄」というシビアな環境で野球を続けているリーグもある。同じプロ野球でも、NPBやMLBで輝きを放つスター選手らとの待遇の差は著しい。「夢」を追いかける選手に立ちはだかる厳しい現実。リーグの運営環境も大きなスポンサー不在、観客数〝低空飛行〟が続く。選手が自らの力だけを信じて「いつかは自分も…」と目標を胸に秘めて野球を続けていくことは、決して簡単なことではない。(上阪正人) 市民権得てきた独立リーグ 今年、独立リーグへの世間の注目を集める出来事があった。 MLB通算2586本安打の元
![【関西の議論】「プロ野球なのに…」全員無給、アルバイトは当たり前 独立リーグ〝残酷物語〟(1/5ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/62fcb8d66e8effa8a5d824bd1c0bab3590dcf0d2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FQ_mGdZyaKhFTdiyER9PmvjtFfug%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F5G67CSIHE5ORRI6S5MXQE7ZO5E.jpg)