学校は、社会的に必要な知識や常識を学ぶ場。そこで知り合った数々の友人たちは、自分の心の中にたくさんの思い出を残してくれた、大切な財産となっているはずだ。しかし、英国の一部の小学校に通う子どもたちには、そうした思い出作りが今後できない可能性があるという。なぜなら今、生徒に「親友を作ってはいけない」とする校則を定めた小学校が現れているそうで、教育専門家や市民の間からは疑問の声も上がっている。 英紙サンやデイリー・メールなどによると、この校則の存在は、英国の教育心理学者ゲイナー・スブットーニさんが明らかにしたもの。彼女が確認したところ、現在ロンドン南西部やサリー州など、いくつかの小学校でこうした校則が採用されているという。その意図は、どの子どもも仲間外れにならないよう、できる限り「大人数のグループで遊んで欲しい」という教師たちの思いから、特定の友人だけと強く結び付かないようにするのが1つ。もう1
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