2日午前9時半ごろ、青森県弘前市紙漉沢の無職清野一男さん(83)方敷地内で、母親と帰省中だった京都府精華町、倉谷紗雪(くらたに・さゆき)ちゃん(1歳11カ月)が、除雪作業をしていた市議で農業を営む祖父の清野一栄(せいの・かずえい)さん(59)運転のショベルカーにひかれ、全身を強く打つなどして、死亡した。 青森県警弘前署によると、事故当時、清野さん方では一栄さんや紗雪ちゃんの母親ら数人が敷地に出て雪かきをしていたという。母親が一瞬目を離したすきに紗雪ちゃんの姿が見えなくなり、捜していたところ、ショベルカーのタイヤの下敷きになっているところを発見されたという。 弘前市を含む青森県中南津軽地方は31日から大荒れの天気となり、大雪、風雪、なだれ注意報が出るなど、31日午後9時から2日午前9時までの36時間で46センチの降雪量を記録していた。