RPGではプレイ中、熟練者が、ルールになれていない初心者に戦術を教えることがあります。これ自体は、非常に素晴らしいことです。知恵と力を出し合って、困難を乗り越えていく。仲良きことは美しきかな。とくに名前は伏せますが、PCの死亡率が高い諸RPGのオフィシャルシナリオを無事くぐりぬけるためには、必須の行為といえるかもしれません。 しかし、戦闘主体のゲームで、それがいきすぎると、初心者のPCがただのコマと化し、熟練者の命令通り動かされるだけの単純作業の繰り返しになってしまう可能性があります。これは非常に残念。テーブルになんともいえない倦怠感が発生します。 上記のような問題を、河嶋はコマンダー問題と呼んでいます(言語定義)。コマンダーも、生き残るために必死でやってるんで、悪意はないんですが、そこがまた問題だったりします。 この問題は、河嶋の見立てだと「データの見通しが悪い」という特徴を持ち、「戦闘