配送センターを装った無届けのソープ店案内所を家宅捜索する警視庁捜査員=東京都台東区千束3丁目 日本最大のソープランド街として知られる吉原(東京都台東区)で、「情報喫茶」と呼ばれる風俗案内所を無届けで営業したとして、有名ソープ店系列の情報喫茶が東京都風俗案内所条例違反の疑いで警視庁に家宅捜索されていたことがわかった。同庁によると、吉原の情報喫茶が同条例違反で強制捜査されるのは初めて。 捜査関係者によると、情報喫茶は吉原で約20年前に登場した。客が500円程度の料金を払えば、飲み物と一緒にソープ店で接客する女性の写真や在籍店などの「情報」を提供する。複数のソープ店と契約を結び、客が選んだ店から1人当たり手数料約3千〜5千円を受け取る仕組みという。 保安課と浅草署などによると、捜索は6日夕に台東区千束3丁目の「角海老配送センター」に入った。同センターは、実態は風俗案内所であるのに都公安委員