重い沈黙の集団の場合、よく使う手の一つは、ミーティングの最初に「このミーティングをどんな場にしたいか?」という問いをし、各自ポストイットに書いてもらいます。そうすると、どんなに沈黙集団であっても、「自由に言えるミーティングにしたい」や「前に進むディスカッションの時間」などなど、心の内を明かしてくれます。 そして、その内容をお互いに共有し、ポストイットを見える場所に貼っておきます。ミーティング中、もしくは初めから沈黙の壁が現れたら、「あれ? 皆さんが求めている時間は、これでは?今どんな状態?何が起きている?」と、ポストイットを指すと、重い空気の場を変える大きなきっかけになり、発言するようになります。 さらに、一人ひとりの意見を否定せずに共感することも大事。どう考えても変な意見だったとしても、「なるほど、そういう視点もあるんですね。」というように、同意はしていないが、意見を認識したという共感の