産経MSNニュースによると、英国の会社が「ダウジング」の原理を用いた「偽爆弾検知器」をイラクやアフガニスタンに輸出していたそうだ(英Independent紙の元記事)。 この爆弾検知器、電子的なコンポーネントは全く使われておらず、製造コストは2、3ペンス(3〜5円)程度。これを約4万5000ポンド(約650万円)で、数千台以上も販売したという。イラクでも実際に配備されていたそうだが、昨年10月に発生した自爆テロ事件で使われた、2トンもの爆発物を検知できなかったとして問題になっていたようだ。 この検知器を販売していた企業の経営者は詐欺容疑で逮捕されたとのことだ。